新宮市議会 2008-09-02
09月02日-01号
○議長(上田勝之君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は、文書報告として、新宮港経過報告及び
公設市場経過報告の2件であります。御了承願います。
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△日程6
委員会視察報告
○議長(上田勝之君) 日程6、
委員会視察報告を議題といたします。
建設消防委員会の報告を求めます。 9番、東原議員。
◆9番(東原伸也君) (登壇) おはようございます。ただいまより
建設消防委員会の視察報告をさせていただきます。 本委員会は、去る8月4日から5日までの2日間の日程で、京都府長岡京市の乙訓消防組合及び大阪市の
越井木材工業株式会社の視察をしてまいりました。その件について、概要を報告いたします。 まず、乙訓消防組合の概要ですが、乙訓地域の向日市、長岡京市、大山崎町の2市1町が一部事務組合として平成13年4月1日に発足、管轄面積は32.84平方キロメートル、現在人口が約15万人であり、狭い面積に住宅が密集している地域であります。消防組合は、1本部、3消防署、1分署の配置で、消防本部は長岡京の東分署と併設されております。3消防署については、それぞれが広域前の消防本部庁舎を使用しています。
乙訓消防組合議員については、向日市から3名、長岡京市から4名、大山崎町から2名で9名の構成となっています。
乙訓消防広域化に関する事務調整経過についてでありますが、平成6年8月に乙訓市長会(2市1町の首長の会)から消防の広域化に向けての調査・研究を行う旨の指示があり、
乙訓広域消防調査会を発足し、その後、平成8年10月に市町会に対して
乙訓消防広域化の推進を提言しました。その提言内容のメリットとしまして、消防体制、救急業務の充実強化が図れる、消防職員・施設等の適切な運用が可能である、組織運営の円滑化が図れるという内容であります。デメリットとしましては、2市1町の構成団体の負担金算定方法、消防団との関係の希薄化、
組合議会調整等事務の増大。課題としましては、消防本部署所の位置、施設整備計画、消防吏員の定数管理、職員の高齢化対策、事務分掌などが挙げられました。 平成9年4月に調査会の提言を受けて、さらに
乙訓広域消防検討委員会が発足、市町議会に対して検討委員会の報告を行いました。内容につきましては、基本統一事項としまして消防一部事務組合とする。広域消防本部の位置は長岡京市の消防本部に置く。交代制勤務を、当時は2部3部制と混在していたのを3部制にする。現有消防力の維持、消防団の事務については市町固有事務とするが消防署が担当する、財産の取り扱いについては、署所の土地については無償の貸与、防火水槽・消火栓については町に残す、建物・車両については消防組合へ無償譲与するとのことです。メリットにつきましては、初動体制の強化が図れる、消防職員の増員の抑制、次に特殊車両の効率化ということで2市1町それぞれ、はしご車、スノーケル車を配備しており、統合することにより車両の効率運用が図れるというメリットが挙げられています。 次に、平成9年11月に検討委員会の報告を受けまして
乙訓消防調整会議を発足、平成10年7月に
乙訓消防検討調整会議発足、これに基づきまして平成11年8月に市長会へ中間報告書を提出。平成12年3月、2市1町の議会におきまして
乙訓消防組合規約が議決され、平成13年4月に事実上、広域消防実務が発足されました。 再編後、消防本部庁舎の位置については、前述したように乙訓地域の中心である長岡京市に設置することになったが、2市1町の消防本部、消防署ともに庁舎は30年を経過しており、18年3月に消防訓練場を活用し新たな消防本部庁舎を建設し、また、あわせてIT社会に対応できる最新の高
機能消防通信指令システムの整備を図ったとのことです。また、消防団や水防団などの関係については希薄になりつつあるという課題もあるが、その地域性や独自性を考慮し、現在は各市町の消防担当局の所管事務を乙訓消防組合各消防署の庶務予防課職員が市町の併任辞令を受け、従来どおり地域の消防団、水防団と連携を図りながら進めているとのことです。 将来における消防体制についてでありますが、職員の高齢化による弊害が憂慮されており中長期的な職員採用計画を設けているが、構成市町の厳しい財政状況から、必ずしも
採用計画どおりにいかないのが現状とのことです。そういった中、組合設立は消防力の充実強化と効率化が大前提であるから、平成22年には現有消防力を1隊減にすることになっているらしく、消防機関として現状を見れば必ずしも余裕のある消防力ではなく、1隊減をどの消防署で減ずるのか等についても、構成市町の議会関係者や住民の方々に理解いただけるかという大きい課題を抱えているところです。 次に、林業振興に関する調査ということで
越井木材工業株式会社へ訪問しました。設立当初は紀宝町に事務所を構え、主に電柱を生産する会社でありました。現在も熊野川町内と那智勝浦町内に森林を有し、その管理はそれぞれの森林組合が行っているとのことです。 現在の業務は木材の
防腐等加工処理を主に行う会社であるが、前述したように海外も含め森林経営も行っています。 今回の目的は、この会社が国内での生産権を持っているサーモウッド(フィンランドで開発された
木材熱処理技術)の視察研修であります。 サーモウッドとは、熱処理加工により普通の木材を腐らない木材として主に外壁、デッキ、フェンス、ガードレール、公園等の遊具など屋外での使用に適しております。現在、東京都が杉の伐採を進めていますが、その伐採した杉を公共建築物への外壁として利用する際にこの
スーパーサーモ処理をしているとのことです。 今後、当市でも学校の建てかえ等を進めていく上において、公共建築物への利用も考えられ、現時点で板材を工場内へ運び込めば熱処理して送り返してもらえるとのことです。今後は、コスト面もあるが、このように薬剤を使用せず、環境にも人にも優しく、高い耐久性のエコ木材の利用が多くなると考えられます。 また、今後の進め方によっては、新宮港への企業誘致の可能性も含めて検討することも考えながら、本委員会としましては今回の事業等を参考に今後も調査研究してまいりたいと思います。 以上で委員長報告を終わります。
○議長(上田勝之君) 以上で
建設消防委員会視察報告を終わります。
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△日程7 議案第57号
新宮市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例
○議長(上田勝之君) 日程7、議案第57号、
新宮市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。
丸山総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第57号、
新宮市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、地方自治法の一部を改正する法律が平成20年6月18日に公布されたことに伴いまして、関係のある本市4条例について所要の改正を行うというものでございます。 第1条は、
新宮市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正で、今回の改正におきまして、地方自治法第100条に第12項が追加されたことに伴い、現在の条項が1項ずつ繰り下がったものでございます。 第2条は、新宮市
特別職報酬等審議会条例の一部改正で、今回の改正におきまして、法第203条第1項で定められていた議会議員の報酬とその他の特別職の報酬に関する規定を203条と203条の2の規定に分割、明確化され、字句について議員報酬とされたことに伴う改正でございます。 第3条は、
新宮市議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、前条と同じく、字句改正に伴うものでございます。 第4条は、新宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、議員以外の特別職についての報酬に関する規定が法第203条の2として分離して規定されたことに伴う改正でございます。 なお、附則についてでございますが、施行日につきましては、この法律の施行日とこの条例の交付日のいずれか遅い日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案につきまして質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第57号、
新宮市議会政務調査費の交付に関する条例等の一部を改正する条例は、原案のとおり可決いたしました。
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△日程8 議案第58号 新宮市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(上田勝之君) 日程8、議案第58号、新宮市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。
丸山総務部次長兼総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) (登壇) ただいま議題となりました議案第58号、新宮市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成20年12月1日から施行されるに伴い、同法第225条において公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の一部が改正されるため、本市においても所要の改正を行うものでございます。 改正内容ですが、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律第1条の字句改正に伴い、市条例第1条においても「公益法人等」を「公益的法人等」に改めるものでございます。 なお、附則ですが、この条例は、整備法の改正とあわせまして平成20年12月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 15番、松本光生議員。
◆15番(松本光生君) えらい言葉のことで悪いんですけども、役所言葉というんですか、一般にはわかりにくい言葉、この「公益的法人」と「公益法人」の言葉の、これは漢字で言えば違うんですよというのはわかるけども、どのように解釈したらいいんだろうか。
○議長(上田勝之君) 丸山総務課長。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 現在、公益法人、民法で定まってますけども、今度の法人改革で民法の規定がなくなりまして、それで職員が今、紀南環境公社とか派遣してるんですけど、いわゆるそこが一般社団法人、財団法人とかいう規定になってきましたので、公益法人だけやなくてそういうものを含めるという意味で公益的という言葉に変わったということです。受け皿として「的」を入れないと派遣することができなくなったということです。
◆15番(松本光生君) 広い意味での全般的にという解釈でいいんかな。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 現在の公益法人が一般社団法人、財団法人、また公益社団法人、財団法人とかに法律が改正になりましたもので、それに対応した字句の改正ということでございます。
◆15番(松本光生君) はい、了解。
○議長(上田勝之君) 16番、辻本議員。
◆16番(辻本宏君) 15番の松本光生議員が聞いてくれたところもありますんで、これ新宮市のほうでこの公益法人等へと該当する団体というのは、先ほど紀南環境公社云々とありましたけど、ほかどういうふうなところがありますでしょうかね。
◎総務部次長兼総務課長(丸山修市君) 現在、職員派遣してるのは田辺の紀南環境公社ですけども、職員関係なしに、議員御指摘のところは新宮市としてはどんな財団があるかということかなと思うんですけど、徐福とかまちづくり公社とか、こういう団体は5団体ですか、あると思います。
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第58号、新宮市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決いたしました。
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△日程9 議案第59号 新宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
○議長(上田勝之君) 日程9、議案第59号、新宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 嶋田生活環境課長。
◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第59号、新宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 今回の条例改正は、本年度予算化しております家庭系粗大ごみ収集運搬事業の実施及び家電リサイクル法対象品目並びにパソコンにつきまして、一般廃棄物処理手数料を改正するものでございます。 2ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、冷蔵庫、エアコン、テレビ、洗濯機などの特定家庭用機器につきましては、特定家庭用機器再商品化法、通称家電リサイクル法によりまして、家電メーカーに回収とリサイクルを、消費者にその費用負担が義務づけられており、クリーンセンターでもこれまで搬入受け付けをしていないことから、家電リサイクル4品目について表から削除しております。 同様に、2ページ、表の下に記載しておりますデスクトップ型パソコン、3ページに記載しておりますノート型パソコンにつきましては、資源の有効な利用の促進に関する法律により製造等事業者による自主回収及び再資源化が求められており、その回収システムも各メーカーででき上がっていること、またクリーンセンターでもこれまで搬入受け付けしていないことから、同じく表から削除しております。 また、デスクトップ型パソコンは、改正前は2,625円でございましたが、対象種別がなくなるのに伴い2,625円の手数料欄も削除してございます。 次に、4ページをお願いいたします。 「市の事業により、家庭系粗大ごみの戸別収集を行うとき」として、種別等を加えてございます。戸別収集は、1台(1個)につきおおむね80キログラム以下としております。収集運搬料金は徴収しませんが、自己搬入区分記載の品目については処理手数料を徴するものとしております。オルガン等記載種別欄に類するものについては2,100円、ワープロ等記載種別欄に類するものについては1,050円の処理料金が必要です。 また、クリーンセンター搬入時に重量で料金をいただいております粗大ごみにつきましては、戸別収集の場合は1台につき420円納めていただくことになります。420円の例としましては、洋服だんす、食器棚、机、いす、ホットプレートなどでございます。 次に、その手数料の納付につきましては、粗大ごみシールを購入していただくことになってございます。 附則でございますが、この条例は平成20年10月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単でございますが説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程10 議案第60号 新宮市
土地開発公社定款の一部改正について
○議長(上田勝之君) 日程10、議案第60号、新宮市
土地開発公社定款の一部改正についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 浮田
企業誘致対策課長。
◎
企業誘致対策課長(浮田和宏君) (登壇) ただいま議題となりました議案第60号、新宮市
土地開発公社定款の一部改正について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市
土地開発公社定款の一部改正について、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定により議会の議決を求めるというものであります。 2ページをお願いします。 改正の内容につきましては、公有地の拡大の推進に関する法律(昭和47年法律第66号)の一部改正に伴い、新宮市
土地開発公社定款(昭和48年告示第4号)の「役員の職務及び権限」第7条第4項の「監事は、民法の第59条の職務を行う。」を「公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項の職務を行う。」に改めるものでございます。 次の「余裕金の運用」第25条第1項第2号につきましては、平成19年10月、郵政民営化法等の施行に伴い、関係法令の整備に関する法律の規定により公有地の拡大の推進に関する法律第18条第7項第2号の「郵便貯金又は」が削除される改正がなされたもので、公社定款第25条第1項第2号の「郵便貯金又は」を削除するものであります。 なお、附則でありますけども、この定款は平成20年12月1日から施行するというものであります。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第60号、新宮市
土地開発公社定款の一部改正につきましては、原案のとおり可決いたしました。
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△日程11 議案第61号 平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(上田勝之君) 日程11、議案第61号、平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 上路財政課長。
◎財政課長(上路拓司君) (登壇) ただいま議題となりました議案第61号、平成20年度新宮市
一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に1億7,292万9,000円を追加し、補正後の予算額を141億7,873万2,000円にするというものであります。 第2条では、地方債の追加及び変更は「第2表地方債補正」によるというものであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、14ページをお願いいたします。 3歳出、2款総務費1項1目一般管理費の姉妹都市提携関連事業につきましては、名取市との姉妹都市提携に伴い、名取市での提携調印式出席経費及び本市で開催する交流会等に要する経費であります。 一般管理費秘書一般経費につきましては、職員の産休に伴う臨時職員の雇用経費であります。 3目市史編さん費、熊野川町史編さん事業につきましては、町史刊行後の資料整理に要する経費の補正であります。 7目企画費、熊野川河口に橋を架ける会負担金につきましては、10月13日に丹鶴小学校において紀伊半島一周高速道路、熊野川河口大橋の建設を求める総決起大会が開催されることとなりましたため、その費用を新宮市と紀宝町で100万円ずつ負担するものであります。 17目人権啓発費は、就労ナビ事業に対する県費補助金の増額内示があったことによる事業費の追加であります。 19目諸費は、前年度に収入された国県補助金等の精算返還金であります。 次に、16ページ、2項1目税務総務費の各種団体等負担金につきましては、電子申告システム導入に伴い、新たに地方電子化協議会に参加する負担金であります。 2項2目賦課徴収費の説明欄1の過誤納還付金につきましては、個人住民税に関して、税源移譲により所得税率の変更による税負担の軽減の影響は受けず、住民税の変更による税負担の増加の影響のみを受けた方について、市への申告により、既に納付済みの平成19年度分の住民税額から税源移譲により増額となった住民税相当額を還付するため、必要な額を補正するもので、対象者は1,050人程度の予定であります。 2番の個人市民税関連業務は、21年度に実施される地方税改正に対応するため税システムの改修に要する経費であります。 3の地方税電子申告受付サービス導入事業につきましては、地方税の申告手続がインターネットを利用して行えるeLTAXの導入に要する経費であります。 18ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、外国人登録事務に関して職員が中央研修会に出席する経費であります。 20ページ、3款1項2目障害者福祉費、説明欄1の経過措置児童デイサービスにおける個別支援事業につきましては、就学前児童の受け入れの少ない児童デイサービス事業所のうち一定の条件を満たした児童の個別支援に積極的に取り組んでいる事業所である障害児者支援センター虹、第二通園くじら、すみれの3カ所の児童デイサービス事業所に対して、それぞれ150万円ずつ全額県からの補助で助成するものです。 2の相談支援事業立ち上げ支援事業につきましては、相談支援事業の立ち上げに当たり、新宮東牟婁圏域市町村共同で委託している市内蜂伏の障害児者相談センターゆずに対しまして、事業に必要な備品等に要する経費として新宮市、那智勝浦町、北山村の3市町村でそれぞれ60万円ずつ、総額180万円を全額県からの補助で助成するものであります。 22ページ、2項1目児童福祉総務費、説明欄1の放課後児童健全育成事業及び2の学童保育運営費補助金につきましては、いずれも加算額の認定等により補助基本額が増加したことによる委託料及び補助金の増額であります。 24ページ、6款1項6目中山間地域施設費は、6月に故障したため緊急取りかえを行った高田グリーンランドの温泉用水中ポンプに関する経費の補正であります。 26ページ、2項2目林業振興費、説明欄1の緑の雇用担い手育成対策推進事業補助金は、林業多能工技術者育成に係る事業主助成ですが、当初予定5名のところ6名の受講が決定したため、1名分を補正するものであります。 2の森のチカラ再生サポート事業補助金は、森林施業の作業効率を高める作業道の開設に対して、メーター当たり県が2,000円、市が1,000円の助成を行うもので、作業道小足谷線の開設に要する経費として熊野川町森林組合に交付するものであります。 2項3目天台烏薬推進事業費につきましては、アルミパックの印刷代及び天台烏薬の乾燥茶葉の残留農薬等の分析に要する経費の補正であります。 次の28ページ、8款1項1目土木総務費は、記載の2件の負担金について事業費割の確定に伴う補正であります。 30ページ、2項1目道路橋りょう総務費の2件の負担金につきましても、同じく事業費割確定等に伴う補正であります。 5目交通安全対策事業費は、起債見込み額の増額に伴う財源の振替であります。 32ページ、8款4項2目港湾建設費につきましては、新宮港第二期整備事業の港湾改良事業で防波堤ケーソンの製作、据え付け等の事業費が9億円から12億円に増額になったこと等に伴う地元負担金の増額であります。 次に34ページ、5項1目都市計画総務費の負担金は、事業費割の確定に伴う補正であります。 2目の街路事業費につきましても、起債見込み額の増額に伴う財源の振替であります。 36ページ、6項2目住宅建設費、広角公営住宅用地取得事業につきましては、平成10年度に土地取得特別会計にて取得していた用地を起債を活用して買い戻すものであります。 次の38ページ、9款1項2目非常備消防費は、消防団員1名の退職報償金であります。 3目の消防施設費は、起債見込み額の増額に伴う財源の振替であります。 40ページをお願いします。 10款1項2目事務局費につきましても、起債見込み額の増額に伴う財源の振替であります。 42ページ、2項1目小学校費学校管理費の緑育推進「元気な森の子」事業は、王子小学校の5年生が森林や林業、山村に関する学習活動と森林における体験学習とをあわせて実施するもので、体験学習は熊野川町森林組合に委託し、伐採体験学習を実施するものであります。 44ページ、5項3目文化財保護費は、県補助金確定に伴う財源の振替であります。 46ページをお願いします。 13款災害復旧費の新設であります。5月28日から翌29日にかけての豪雨による災害復旧費用であります。 1項1目林業施設災害復旧費は、林道田長谷線、椋呂篠尾線、ホイホイ坂線における崩土取り除き、路面洗掘処理等に要する経費であります。 48ページ、2項1目道路橋りょう災害復旧費につきましては、木ノ川地区の市道下地船山線ののり面崩壊について、国の補助を得て復旧するものであります。 以上が歳出であります。 続きまして、歳入でありますが、10ページのほうをお願いいたします。 13款国庫支出金並びに次の14款県支出金については、補助金、委託金の名称、補助率等いずれも説明欄記載のとおりであります。 17款繰入金は、本予算では一般財源が減額となりますため、財政調整基金繰入金を減額するものであります。 次の19款4項4目の雑入は、電子申告システムに係る市町村振興協会の交付金及び消防団員退職報償金の受け入れであります。 12ページ、20款市債については、事業の名称、充当率、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 前に戻っていただきまして、4ページをお願いいたします。 第2表地方債補正は、3件の追加と5件の変更であります。起債の目的、借り入れや償還の方法等につきましては、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 13番、前田賢一議員。
◆13番(前田賢一君) 37ページお願いします。 広角公営住宅用地取得事業やね、土地の。これ場所はどの辺なんですか。
○議長(上田勝之君) 前田建設農林部長。
◎建設農林部長(前田道春君) 場所は、今現在もう取り壊してるんですが、広角の上の道を行きますとモーテルというんですか、あって、それをちょっと行ったところに、もとからある民間の土地を借りておった、中村さんから借りておった土地です。
◆13番(前田賢一君) そうすると、あの市営住宅は古いわな。それでこの用地を取得して建てかえするわけですか、市営住宅の。
◎建設農林部長(前田道春君) まだ一部、古い住宅が建っておるんです。この今回買い戻しする用地については、平成10年度に用地を取得しまして、もう建物は一部ありません。取り壊してます。当初は全体的にもう残ってる土地についても買収して新たな住宅を建てるという計画を持っておったんですが、現在まだ残っている住宅入居者について意向聴取いろいろやりました。そうしますと、やはり入ってる方、長年平屋で入っておりまして、家賃も手ごろな家賃、それから愛着もある、そしてまた年齢的にもかなり高齢の方もおられますので、今のままでこのまま住みたいという強いそういう現在おる方もおりまして、今のところは新たに住宅を建てるというのは白紙の状態でございます。
○議長(上田勝之君) 6番、田花議員。
◆6番(田花操君) 31ページの168の整備促進協議会の中には議会からメンバーは入っておるんですか。いろいろ道路関係の建設促進には議会からも入って、先般169の瀞峡の道路建設とか、この168は議会からはメンバーは入っておられるのかどうかお伺いします。
○議長(上田勝之君) 中畑都市建設課長。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 議会のほうからも入っていただいております。
◆6番(田花操君) 私も国道産業振興特別対策のメンバーに入ってますけど、この協議、1回も出たことないので、委員長か議長か入ってるということですか。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 申しわけありません。今ちょっと資料を持っていないんで、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
◆6番(田花操君) それと、37ページの今、前田議員の質問の広角の公営住宅の場所なんですけど、今ちょうど更地になって、ふれあいバスというか市内バスの回転しているあの一角になるんですか。
○議長(上田勝之君) 前田建設農林部長。
◎建設農林部長(前田道春君) うちで回転場所で許可してないんですが、多分そういう形で使っていると思います。
◆6番(田花操君) この面積はどのくらいですか。相当広い面積があるかと思いますけど。
◎建設農林部長(前田道春君) 今回買収させていただく面積は1,071.13平米でございます。
◆6番(田花操君) この用地は少し因縁があった記憶がありまして、当時、不動産業者を当時の市長が助けんか否かというような感じで、全体の広角住宅用地を建設全体計画もない中で突然ここを買ったということで、その後、今聞きますと、土地取得特別会計で買ってずっと10年間このままで、今回買い戻すということを言われてますけど、もう広角の全体の中では、一部であれば更地でこのままいくんだったら分譲して売却すれば市の財政に負担はないかと思いますけど、土地取得特別会計で買って10年間今まで買い戻しせずおいたというのはどういう理由があったんですか。
◎建設農林部長(前田道春君) 田花議員も以前おられたので詳しいと思うんですが、この土地につきましては、いろいろ市営住宅として長年、何十年も借りておりまして、土地所有者の方何人かの所有形態であって、その一部の方、相続を受けまして、その時点で、もう何年も前から買い取ってほしいということで契約のたびに要望があったようです。その中で、今回10年に買ったときは、家庭の事情もいろいろありまして、毎年契約のときに市のほうから必ず買い戻ししますということで、今回だけは財政上の事情でこらえてくださいというようないろいろいきさつがあって、平成10年にどうしてもいろいろな事情があって市が買ったと。そしてそのときも土地取得特別会計、当初予算一般会計のところでは補正が上がってませんでしたので、急な話だったということで、土地取得特別会計の予算をもって議会の承認を得て買ったと。そして市がすぐ買い戻して市営住宅を今後計画していくということであったんですが、諸般の理由、先ほど答弁させてもらったように、現実的には住民の意向、それから市の財政、それから住宅状況によって計画が今のところは進んでいないという状況でございます。
◆6番(田花操君) 先ほど言いました更地の部分が相当広い部分がある。あれを更地のまま置いておくんであれば、その部分はもう売却していってもいかがなものかと思いますが、いかがですか。
◎建設農林部長(前田道春君) 今後、用地取得に至ったときのやはり以前の所有者のいろいろな意向もあります。市のほうとしては、これは公営住宅用地として協力願いたいということでお願いしたいきさつもあります。そして買収のとき、あのあたり、県の公社が平成10年のときは坪23万で隣接を売っておりました。そういう状況の中で市の財政状況も考えて、この用地については当初、道のはたですから、本人の希望は23万とあったんですが、現実的には18万、5万の退けで協力願ったと。そのかわり、必ずそういう公の土地として使わせてもらいますよというような話もあったようです。そういうことがありますので、田花議員も言われるように、そのときの話はそうですけど、財政事情もこうですし、そしてまた住宅状況も雇用促進といろいろ変わってきてますので、今の議員のお考え、これも考えの一つに入るんじゃないかと思っておりますので、意見として承っておきます。
◆6番(田花操君) いずれにしても、広角団地の中で先ほど今回買い戻すというかもう買っている土地の面積は1,800平米、あと、さらにこの方らが持ってる土地というのは幾らぐらいあるんですか。
◎建設農林部長(前田道春君) あと何人かの方が持っておりまして、きちっとした今数字は持っておりませんけど、あと残り1,500ぐらいはあると思います。ただ、この3人の持ってる方がいろいろ状況が違いますから、すぐ市営住宅用地として協力してくれるかということもまだ交渉もしておりませんので、今のところ何ともお答えできませんけど、そのぐらいの面積はあると思います。
◆6番(田花操君) その残りの1,500前後は、市は今現在は買っていく気はないということですか。
◎建設農林部長(前田道春君) 今のところは、市の住宅状況、先ほど言ってますように人口規模、これからの、それから借家、民間の、いろいろ考えたときに、今の新宮市の市営住宅は少ないかといったら決して少なくありません、以前から言ってます。そしてまた今、きょうも近畿整備局のほうから住宅課長が来るんですが、昔の雇用促進が払い下げという話が出ておりますので、以前、市長も議会で答弁してますように例えば熊野川の雇用促進、当然これは振興対策として何とか取得していきたいと思います。それからまた鴻田の住宅、三輪崎、今後どうしていくかというようなこういうものを考えたとき、新たに広角の用地を求めて公営住宅が要るかとなってくると、私の考えではそういう雇用促進、いろいろなことを考えたときには、もう必要がないんじゃないかという考えを持っております。
○議長(上田勝之君) 8番、杉原議員。
◆8番(杉原弘規君) 25ページなんですが、グリーンランドの施設管理費、これ何か温泉のポンプ修理とか言うてたんですが、そのとおりですか。
○議長(上田勝之君) 倉家農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) これにつきましては、6月の委員会のときに御報告させていただいた部分でございまして、6月17日なんですけども、源泉の水中ポンプが故障しまして温泉が出なくなりました。そういった中で、6月25日までの8日間停止をしておったわけですけども、実際にはお客さんのサービス等を考えたときに、当初認めていただいております中山間地域の施設費の予算が、まだ実際20年度が始まってすぐという状況もありまして、その予算を利用させていただいて新しいポンプに据え変えて営業を再開したという状況でございます。
◆8番(杉原弘規君) これはさつき温泉、高田。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) グリーンランドの雲取温泉でございます。
◆8番(杉原弘規君) これ、二、三年前も修理せなんだか。何か500万円ぐらいかけたような気がするんやけど。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 議員おっしゃるとおり、前回のポンプにつきましても実際は余り長持ちしなかったという状況です。
◆8番(杉原弘規君) 同じところのポンプの修理かなと思ったんですが、もしそうであるとしたらちょっと修理の仕方に問題があるんちゃうんかな。二、三年前にやって、また今回でしょう。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) ポンプにつきましては、いろんな、電化製品でもそうなんですけども、新しく買った場合はその保証期間というのがございます。前回のものにつきましても、2年間は保証がついてたわけなんですけども、たまたま2年以上経過した中でやむなく新しいものに買いかえざるを得なかったという状況でございます。実際には、そのポンプなんですけども、水の中、温泉水の中に入っている状況の中で、なかなか耐用年数につきましても商品そのものによって実際、随分使用期間、故障せずに使える期間という、差があるというのは、確かに私どもも実感しているところでございます。
◆8番(杉原弘規君) 故障してしまったんでやむを得んけど、やっぱり二、三年後にこういう故障が起こること自体が果たしてええんかなという疑問を持ちますので、もっとしっかり修理しといてもらうようにしたほうがええんちゃうかなと思います。 以上。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 実際に修理なんですけども、今回、水中ポンプ、新しく買いかえたわけなんですけども、その製品代が九十七、八万だったと思ってます。古い使っていたポンプを修理する場合、当然中が真空になってて、特殊なそういう製品ですので、市内では分解して修理をということができないということで、メーカーに送ってそういう修理をしていただくということになれば見積もりをとったところ約60万かかるということで、実際、当初は修理をして再度使おうかということも検討したんですけども、修理をした場合は次にいつまた故障するかわからないと。新しい製品を買ってもそうなんですけども、ただ、新しい製品との差が30万少しの中で、その製品、新しくなった場合にはまた2年間の保証はいただけるということで、そちらのほうを市としては採択したというか、新しい製品を購入して対応したということでございます。
○議長(上田勝之君) 質疑中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前11時03分
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△再開 午前11時16分
○議長(上田勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほどの6番、田花議員の質疑中、国道168号五條新宮間整備促進協議会負担金の構成団体及び委員について、中畑都市建設課長より再度答弁させます。 中畑都市建設課長。
◎建設農林部次長兼都市建設課長(中畑孝一君) 失礼しました。先ほどのまず構成メンバーでありますが、奈良県が五條市、十津川村、野迫川村、和歌山県が新宮市、田辺市、太地町、那智勝浦町、北山村、三重県側が熊野市、紀宝町、御浜町の11市町村で構成されております。それと議会からということでございますが、本会の会則で関係市町村長及び議会議長をもって構成するということで決められております。ですから新宮市からは上田議長になっていただいております。
○議長(上田勝之君) 6番、田花議員、よろしいでしょうか。
◆6番(田花操君) はい。
○議長(上田勝之君) それでは、19番、大西議員。
◆19番(大西強君) 議長、僕は
建設消防委員会のメンバーなんで議事進行です。
○議長(上田勝之君) 議事進行、19番。
◆19番(大西強君) 先ほどの田花議員の質疑に対して前田建設部長の答弁があったんですけど、長い間議員してますけど、画期的な答弁で驚いたんです。今まで用地の買収金額などについては地権者の関係がありますので、議会には、議会が今まで追及しても全然答えられなかったのが当局のほうから積極的に答弁がありまして、これは開発公社が解体されたか解体されるか、そういうことの関係があって当局が方向転換をしたのか。田花議員のこの市営住宅の用地の買い戻し後、これを売却する予定はないのかという質問に対して、当局がこの取得費、坪単価18万幾らですか、そういうことを今まで答弁があったことはない。ないというよりも、議会のほうがしつこく当局にしても当局ががんとして、これは地権者のあれにかかわるんで公表できませんということでしてきたのに、今は積極的にすんなりしたので、田花議員の質疑であるから丁寧に答えたのか、今後、これから議会もその点について追及なり質疑があると思うんで、前田建設部長の答弁の方向でこれから当局は議会に対して公平にというか、その方向で対応してくれるのか、議長、確認していただきたい。
○議長(上田勝之君) 19番、大西議員の議事進行につきまして、暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時20分
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△再開 午前11時25分
○議長(上田勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほど19番、大西議員の議事進行につきましてですが、休憩中に当局にただしましたところ、いわゆる1事業地の平均坪単価等は公表していくというもの。取得後の1事業地の平均坪単価を公表していくと。ただ、その1事業地の中に個別の幾つかある、プライバシーの関係もございますので、その個別の坪単価等については非公表、あるいは交渉中のものについても当然ながら非公表でいきたい旨の回答でした。よろしいですか。 19番、大西議員。
◆19番(大西強君) 今、議長の説明は従来の。ですから議会がなぜ個別の坪単価を知りたいかというと、要するに買うほうが恣意的に、例えば市長の親戚やったら高うに買うんと違うかとかそういうふうな疑義があるんで、議会のほうは個別に坪単価を答弁せえというので、それでいつももめるんですよ。もめて、その当局の答弁がいつも地権者のプライバシーもあるしということで、それで妥結して今、議長が言われたように全体的な平均をとって予算の範囲内で議会へ報告します、説明します、答弁しますということで今まで来たんです。来たんで、それは了としておったんですけど、突然ね。
○議長(上田勝之君) いや、19番、大西議員、先ほどの田花議員の質疑に対する前田建設農林部長の答えは、先ほど私、問いただしたところ、1事業地の平均単価、それがたまたまお一人というか、個人名が特定されたんでそういう個別の単価のように受け取られがちなんですが、1事業地の平均坪単価を公表した、土地取得特別会計において取得した当時の価格を答弁したとのことでしたんで、いわゆるたまたま今回、旧の所有者が、答弁にもありましたけども特定されたし、お一人やったかもしれないですけれども、そこのいわゆる1事業地の平均坪単価ということです。これが複数おらなんだら。
◆19番(大西強君) 僕が確認したのは、ほとんどの議員さん知りませんけども、この広角の市営住宅のことについては非常に問題があって、長年の懸案で問題あって、特に担当の当時の建設部長の財産でもあるしというようなことあって、非常にこの件についてはデリケートな問題だったんですよ。デリケートな問題であって、きょう突然買収する予算がついて、田花議員さんがそれについて質問したところ、その売却の予定がないかということに対して、坪単価幾らで買収したとかというその質疑のない中で、建設部長が県は23万で売ったんですけど5万円値引きしてもうて18万で手に入れたんだとかということを言うと、今後、建設部長は地権者は公共に使ってくれという意思だけども、それは市の財政上考えたら今後方針が変わるかわからん。そうなると売却もあり得るわけですよ。その中で、あえて田花議員さんの質疑に対して個別の坪単価を、要するに取得した金額を今これ本会議ですから公表したということでしょう。そうすると、果たしてそういう、僕らは今まで将来そういうことも考えて、個別の単価を公表せえというか議会に情報を公開せえと言うて迫ってきたんだけども、そやけども当局の言い分も了として、折衷案として全体の事業費の平均で妥結してきたんですよ、今まで。そやけど今は、言いわけか何か知らんけども、してきたんだけど、たまたま今回は中村さんところの土地だけだったんで個別みたいなけども、これからは全体の事業経費についての平均についてはしていくけども個別にはできませんよと今説明なんで、それやったら今までと一緒でしょうと。今の答弁は不要じゃないんですかということを確認したんです。 ですから、今後、僕らも例として今、前田建設部長の答弁がええんだったら、これからあらゆる事業について当然知りたいですよ、議会としては。幾らで売ったんか、幾らで買うたんか。市民はそんなこと、全体の事業費を平均で割って幾らなんて市民が知るわけない。知りたいのは坪幾ら、僕らでもすぐそこ幾らと。平米幾らでしょう、今は。だけど必ず皆さん聞くのは坪幾らなんやと。大体それでずっと習慣的に計算してるからそれが高いとか安いとかいうて言うんであって、それを専門的にしてごまかすというようなことして要らん。だから僕は歓迎したんですよ。建設部長の答弁は歓迎したんだ。が、僕は議長に望むのは、建設部長が答弁したように今後、議会に対してそういう精密なところまでの情報を公開してもらえるように議長から当局へ申し入れておいてください。
○議長(上田勝之君) 19番、大西議員の議事進行についてですが、大西議員の議事進行の趣旨というのは理解するところでもありますが、当局にただしたところ、それはこれまでの従来どおりの公表の仕方を踏襲していくということだったと思いますので、先ほどの前田建設農林部長の答弁につきましては本人から再度答弁させます。 前田建設農林部長。
◎建設農林部長(前田道春君) ちょっと整理したいと思います。 私、先ほど答弁させていただいたのは、この予算を出していただいてますように、先ほど面積も言いました。これ割っていただいたら当然この予算と坪単価が出るという、18万。それで、県の公社はその当時、隣接地は23万で公募して売っておりましたよと。今回この土地については、いろいろ本人の希望でもあったんですが、18万で買わせていただきましたということを答弁させていただきました。そして今後の用地買収については、今までもそうなんですが、必ず予算をとるときは面積、及び予算立ったら当然割っていただいたら皆さん方も幾らの坪単価、平米単価で予算計上しているのかわかると思います。 私ども、これからも必ず買収に当たっては、高い、安い、個人との知り合いとかそういうんじゃなしに、あくまでも不動産鑑定評価、これは補助事業でもそうですが、必ず不動産鑑定評価をとります。それに基づいて、それが不動産鑑定を最高としていろいろ用地を交渉していくというものには変わりありません。 それから3点目、公表につきましては、用地交渉については、あくまでも予算については不動産鑑定がもとですが、個々の交渉の中ではいろいろの状況が出てきます。プライバシーの問題、いろいろ財産分けの問題出てきますから、個々の個人の交渉単価幾らというの、これは国も県も公表しておりませんから、先ほど議長からもお答えしたように今後とも同じような形でいきたいと思います。あくまでも不動産鑑定評価をとって、それに基いて交渉をやっていくということでございます。
◆19番(大西強君) 不動産鑑定評価をもとに用地買収とか事業を推進していくと、そんな簡単なもんじゃない。例えば道路の隅切りの問題、不動産鑑定では100万で手に入れられるはずのもんです。しかし、その1坪で交通安全を確保できる場合は500万で買う場合もあるんですよ。そうでしょう。だから、不動産鑑定をもとに用地買収等事業を進めていくのはそれはわかるんです。しかし、我々議員はそういうふうに個別のところが大事なんですよ。ですから、たとえ不動産鑑定評価で100万円のところを500万で買うたと。それに対して当局は、いや、全体買うてくれ言うんだけどその一部だけだったらそれは譲れんということで、交通安全を、過去にあったんです、現に何回も。だからそういうことのために500万で買うたということも我々は了承してきたんですよ、市民の安全を確保するためには。 ですから、そこで幾らで買うたんなと追及というか質疑するわけなんです。そしたら、地権者の必ずあれがありますので勘弁してくださいということで、今まで当局と議会はそこで折れ合うてきたんですよ。それを今までそうしてきたのに、突然中村さんとこから買うた土地が坪単価18万だったというの公表したんでびっくりしたんです。そやからこれからそうするんですかと言うたら、もとのとおりですよということなんで、それはもう了解します。そやけども、やっぱりそういうことであればそういう軽率な答弁はやめていただきたい、そういうことです。
○議長(上田勝之君) それでは質疑を続けます。 16番、辻本議員。
◆16番(辻本宏君) 私が先に手を挙げたような気もするんですけど、勘違いかわからんですけど。
○議長(上田勝之君) いやいや、そんなことないです。
◆16番(辻本宏君) そうですか、ちょっと取り違えまして。 大西 強議員、19番の。ほとんど言ってくれたところもあるんですけど、13番、田花議員も言ってくれたんですけど、37ページの広角公営住宅用地取得事業、これに集中してるんですが、こういうふうな公営住宅の借りてるところというのはまだまだ結構あると思うんですよ。それをこれから課題として購入していく、そのためにどういうふうな過程を経るかということなんですけれども、19番議員、売り主、買い主という事情を踏まえて、そこの状況も踏まえて、国なんかですと公示価格、実勢価格、路線価格というふうないろいろな基準もある。その中で、先ほど前田部長が言われましたけども、不動産鑑定士のもとにやるというふうに言われてました。ただ、ここで一つ確認しておきたいのは、ここは建設課の内部の担当課があって、そこで大体の、その方々も先ほど言った実勢価格や公示価格や路線価格というのをつかんで、ある程度金額を積算して、それで今度、予算としてくると思います。 そこで、前後なんですけど、どっちが先かということなんですけど、先に不動産鑑定士の鑑定を受けて、それからいろいろなことを加味してこういうふうな予算にしてくるんですか。実際、どこともこれは公平に扱わないといけないんで、これからの住宅、こういうふうな公営住宅、いかがですか。
○議長(上田勝之君) 前田建設農林部長。
◎建設農林部長(前田道春君) 一概に、まず先に当初予算を組むとき、不動産鑑定士に依頼してするかといったら、ケース・バイ・ケースです。例えば、もうはっきり事業が決まっておって、例えば近くでいいますとインターの前みたいにもう国といろいろ詰まってはっきりして、市のほうは予算を絶対せんなんといった場合は不動産鑑定士に依頼をしてします。なぜかといいますと、かなりの鑑定料も要りますから、100万単位で要りますから。ただ、小さな事業、用地買収、当初の場合は大体今、議員言われたように今までの取引事例とかいろいろなことをいろいろ見て、担当課のほうでいろいろ情報を集めてこのぐらいの予算で組もうという形で鑑定をとらずに予算計上する場合もあります。これはあくまでも予算的な規模が小さい場合でございます。
◆16番(辻本宏君) 部長もよく御存じだと思うんですけど、私の知ってる中で、そんなに予算をとらなくても、結構多い予算でも今までもつれてる、売り主と買い主、市が買い主、売り主ともつれてるケースが結構あるんじゃないかなというふうに思うんですよ。というのは、それは一律して、不動産鑑定士のもとに金額はこれだけですと相手に提示、それで事情を踏まえて積算して、そして提示するか、そういうふうなことを非常に不規則というかイレギュラーにやり過ぎているところがあるんじゃないかなという気もしないでもないんですけど、今回これ、私その当時のことは、いろいろあったことはわかりませんけど、個人の名前とか坪の単価とか広さとかは別として、これ事前に先方には予算上げる前に、これ予算上げてから売買契約する、買ってるにしても、これ普通一般的には予算を上げてそれから話を進めますよね、一般的には。そういうふうな場合は先に売り主に話を持っていくんですかね。完全に決めた話ではないでしょうけど、どうでしょうかというふうなアウトラインの条件の打診はするんでしょうか。
◎建設農林部長(前田道春君) 今回、予算上げさせていただいて、先ほど言わせてもらったのは、土地取得特別会計で10年前に買ってます。そのときの細かいいきさつはわかりませんけど、土地取得特別会計で議会の承認を得て相手方さんと交渉して買収したと。それで今回予算を上げさせていただいたのは、その土地取得特別会計で本来からだったらすぐ市が買い戻さなだめなんですが、いろいろ財政事情もありまして、土地取得特別会計も市の予算という中で、ずっと長く買い戻しができなかったと。今回、一般会計で補正を上げて、財政的めども立ったんで買い戻したということです。だから、10年が経過して、土地取得特別会計でもう既に買っている一団の土地ですから、先ほどそういうような形で答弁させてもらったものでございます。
◆16番(辻本宏君) いやいや、これはこれとして、その他の公営住宅、こんな用地あるじゃないですか。それは先に売り主に条件提示、完全なもんじゃないと思うんですけど、そういうのはされるんですかね、当局のほうは。
◎建設農林部長(前田道春君) ちょっと答弁しにくいんですけど、議員御存じのように、今質問されておるのは議員も・・・・件だと思うんです、正直言いまして。だからここで私がそのことについてこうこういうような答弁はちょっと控えたいと思います。
◆16番(辻本宏君) 私もそれ以上伺いませんけど、できるだけ私自身感じるのは、最後なんですけど、やはり基本的なルールまではいかないでしょう、いくのは難しいかわからないですけど、基本的な事務作業というのをつくって、そのケース・バイ・ケースということも含めてやはり進めていくべきじゃないかなと、その点ちょっとお願いしたいところがあるんですけれども。
◎建設農林部長(前田道春君) 本来、先ほども答弁させてもらったように、事業が大きな事業で決まっている場合はいろいろ鑑定したり、また鑑定評価をとって予算計上します。それをとってから、用地交渉はまた後の話で、事前に土地の方に予算とりますんで云々ですよというような形では交渉しておりません。それはなぜかといいますと、1件でなくて何十件という場合もあります。だから、予算枠はとらせていただきますけど、予算とってから事業計画を説明して協力願うということです。 そして、今言った市営住宅の云々のとありますけど、議員言われている今回の場合でも、今言ったように市が必ずどうしても必要な土地であるんかどうかによって交渉の仕方も違ってきてますんで、今回の場合は、借りておりますけど、相手方さんの希望もあったということで、いろいろの状況があって予算を計上させてもらったということでございます。
○議長(上田勝之君) ただいまの16番、辻本議員の質疑と前田建設農林部長の答弁ですけども、辻本議員が関係してるのかどうかはちょっと個別の案件なんでよくわかりませんが、「・・・・・」という表現は少し差し控えていただきたいと思いますので、気をつけていただきたいと思います。 (発言する者あり)
○議長(上田勝之君) 議長において、「・・・・・」という部分については削除させていただきます。よろしいですか、辻本議員、いいですね。 引き続き、5番、福田議員。
◆5番(福田讓君) 同じく37ページの広角の件なんですが、私がこちらにお世話になったのが平成17年ですから、10年ということでございます。 当時のことは私はさっぱりわからないんですが、特別会計でこれを取得して10年間そのままで置いていたと。今回、執行部の答弁では買い戻す。しかし田花議員の質疑の中で、これを売却したらどうかということに対してはまだ未定だと。前田部長の答弁の中で、公営住宅、市営住宅も今のままでは充足が足りていると。今回、熊野川町において雇用促進住宅の件でぜひともこれもやはり住民のために市のほうで努力していただきたいことは当然ですし、そうなれば、なぜせっかく今回の予算で起債ですわね、あったと。財政難のときにそれをやはり適当に、適当という言葉じゃないんですが、やはり適宜に売却するのが当然ではないかと。 公営住宅、市営住宅は充足が足りてると。買い戻してそのまま置いておいても何にも意味がない。やはり財政難を考えるならば売却するのが当然ではないかと思いますが、御答弁願いたいと思います。
○議長(上田勝之君) 前田建設農林部長。
◎建設農林部長(前田道春君) もともと本来は、先ほど言ってますように公営住宅用地であれば新宮市の一般会計で購入するのが普通です。そのときの10年のときには、先ほど答弁で言いましたように所有者のいろいろ諸事情、いろいろなことがあって、急遽もともとのいろいろいきさつ、それから約束事があって、所有者のいろいろ事情もありましたんで、土地取得特別会計予算でその当時で買ったようです。それで今回、正常な一般会計に買い戻したということですが、今言いましたように、確かに福田議員、それから6番の田花議員言うようにいろいろ、今の財政大変厳しい状況です。それからまた今回新たにいろいろ住宅状況も変わってきてます。ただ、公営住宅の計画については私どもはマスタープランというのを15年計画を持っておりまして、新宮市の公営住宅のあり方、将来の人口ということで持っております。七百五十何戸ぐらいが適当じゃないかと。 そうした中で、今言ったように借地の部分、かなり古い住宅がありますから、今回新たにそういう雇用促進住宅の話も出てきましたんで、今後の市営住宅のあり方も含めて、それから借地、現在借りてる用地もかなりあります。5,000坪ぐらいありますから、それも含めて今後の市の公営住宅のあり方を今内部で検討しておりますから、今、議員が言われたように、その中で公営住宅等で間に合うんであれば、当然借りている入居者の方もありますけど、についても今後お返ししていくとか、それから今、広角用地についても買収しましたけど、今後民間に売却ということも当然検討の中に入ってくると思います。
◆5番(福田讓君) そういった前向きの答弁でしていただいたら結構だと思います。やはりせっかく財政厳しいときですから、少しのお金でもやはり市政のほうへ還付しなけりゃならないときですから、これも以前に質問したわけなんですが、前田部長も御答弁していただきました。750戸が適当ではないかと。しかし今回、長期総合計画の中においても、低所得者のための公営住宅はいかがと私もお聞きしたわけなんですが、それも前向きに考えておると、そういう御答弁いただいております。 今回、特にこの広角の場合は10年というスパンをおいてそのままに置いていたと。それを今回起債で買い戻すと。十分、今後執行部で早急に検討していただいて、計画を持って進めていただきたいとそう思います。
○議長(上田勝之君) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案につきましては、お手元に配布しています付託表のとおり、各常任委員会へ分割付託いたします。 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時50分
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△再開 午後0時59分
○議長(上田勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 日程を続けます。
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△日程12 議案第62号 平成20年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(上田勝之君) 日程12、議案第62号、平成20年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 萩原市民窓口課長。
◎市民窓口課長(萩原智君) (登壇) ただいま議題となりました議案第62号、平成20年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 国保1ページをお願いいたします。 第1条では、事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4,205万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億8,093万5,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,587万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,858万6,000円とするものでございます。 第2項では、事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は「第1表歳入歳出予算補正」によるというものでございます。 それでは、事業勘定の事項別明細書歳出から申し上げます。 国保10ページをお願いいたします。 3歳出、2款保険給付費の1項療養諸費では6,338万円を補正し、次の12ページ、2項高額療養費では2,600万円の補正、次の14ページ、5項葬祭諸費では117万円を補正するものでございます。 次の16ページ、9款1項1目国民健康保険事業基金積立金では5,000万円を補正いたします。 次の18ページ、11款2項1目直営診療施設勘定繰出金では150万円を補正するものでございます。 次に、歳入について申し上げます。 国保の8ページをお願いいたします。 2歳入、3款国庫支出金では1億3,301万円の減額補正、5款前期高齢者交付金は2億9,283万円の補正、6款県支出金では2,416万円の減額補正、9款繰越金では前年度繰越金639万円を補正するものでございます。 次に、直営診療施設勘定の事項別明細書、歳出から申し上げます。 国保の28ページをお願いいたします。 3歳出、1款1項1目一般管理費では、医療業務委託を嘱託職員に変えたことにより110万7,000円を減額補正するものです。 次の30ページをお願いします。 2款1項3目医療用衛生材料費では104万1,000円を補正し、次の32ページ、3款基金積立金では熊野川診療所基金に1,593万9,000円を補正するものでございます。 次に、歳入について申し上げます。 国保の26ページをお願いいたします。 2歳入、4款1項1目事業勘定繰入金では150万円を補正し、2項1目財政調整基金繰入金において熊野川診療所基金からの繰入金725万8,000円を減額補正するものでございます。 5款1項1目繰越金では、前年度繰越金2,163万1,000円を補正するものでございます。 以上、まことに簡単ですが説明といたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程13 議案第63号 平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(上田勝之君) 日程13、議案第63号、平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 垣本健康長寿課長。
◎健康長寿課長(垣本正道君) (登壇) ただいま議題となりました議案第63号、平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 介護1ページをお願いいたします。 平成20年度新宮市
介護保険特別会計補正予算(第1号)は、第1条第1項で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,234万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ29億5,041万6,000円とし、第2項で歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表歳入歳出予算補正」によるというものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 介護10ページと11ページをお願いいたします。 7款諸支出金1項1目第1号被保険者保険料還付金は、第1号被保険者の過年度分介護保険料に過誤納が生じたため、歳出還付を行うものであります。 3目の償還金でございますが、平成19年度介護給付費及び地域支援事業に対する国県支払基金の交付金等の精算による返還金でございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、介護8ページと9ページをお願いいたします。 8款1項1目繰越金は、前年度繰越金でございます。 以上、まことに簡単ではございますが説明といたします。御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程14 議案第64号 平成20年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(上田勝之君) 日程14、議案第64号、平成20年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 嶋田生活環境課長。
◎生活環境課長(嶋田喜久一郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第64号、平成20年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 蜂伏の1ページをお願いいたします。 内容につきましては、第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ237万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,093万6,000円とするものであります。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 蜂伏の10ページをお願いいたします。 3歳出、2款1項基金積立金でございますが、前年度繰越金237万7,000円を蜂伏団地共同汚水処理事業基金積立金に積み立てるものでございます。 なお、今回の積立金により、新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設基金の総額は2億705万3,000円となります。 次に、歳入について御説明いたします。 蜂伏の8ページをお願いいたします。 2歳入、4款1項1目の繰越金につきましては、平成19年度決算において237万7,000円の余剰金が発生しましたので計上させていただきました。 以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 本案は教育民生委員会へ付託いたします。
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△日程15 議案第65号 姉妹都市の提携について
○議長(上田勝之君) 日程15、議案第65号、姉妹都市の提携についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 鈴木秘書課長。
◎秘書課長(鈴木俊朗君) (登壇) ただいま議題となりました議案第65号、姉妹都市の提携について御説明申し上げます。 本議案は、宮城県名取市との間で姉妹都市の盟約を提携するに際し、議会の承認を得るものでございます。 なお、盟約の提携日については本年10月1日とするものであります。 2ページには名取市の概要を記しておりますので、御参照お願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが御説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第65号、姉妹都市の提携については、可決することに決定いたしました。
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△日程16 議案第66号 公有水面埋立について
○議長(上田勝之君) 日程16、議案第66号、公有水面埋立についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 倉家建設農林部次長兼農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) (登壇) ただいま議題となりました議案第66号、公有水面埋立について御説明申し上げます。 本議案は、三輪崎漁港施設用地に係る公有水面埋め立てにつきまして和歌山県知事から諮問があり、これに同意したいので、公有水面埋立法第3条第4項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案の内容でございますが、この事業は和歌山県が実施するもので、漁港の整備計画に基づきまして、鈴島久嶋間の堤防沿い、100メートル間の公有水面2,659.79平米を埋め立て、船揚場、漁具保管修理場を整備することによりまして水産振興を図るもので、2ページに埋立位置を示す図面を添付しておりますので御参照お願いいたします。 以上、大変簡単でございますが説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 17番、屋敷議員。
◆17番(屋敷満雄君) ちょっと聞きたいけど、これ今100メーター言うた。100メーター行ったら久嶋の砂場のとこまで到達するんか。
○議長(上田勝之君) 倉家農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 2ページに図面を添付させていただいてるんですけども、久嶋の浜までは到達はしません。
◆17番(屋敷満雄君) せんか。100メーターないやろ、あれ。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) と聞いておるんですけどね。これ県からいただいてる図面なんですけど。
◆17番(屋敷満雄君) ない。ないあの一番向こうに堤防あって、ここんとこね。 (「荷揚げ場は半分しかない」と呼ぶ者あり)
◆17番(屋敷満雄君) ちゃうぞ。久嶋の桟橋やろ、あれ。鈴島と久嶋のあの堤防のところでしょう、これ。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) はい、あの堤防沿いでございます。
◆17番(屋敷満雄君) そうやろう。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) はい。
◆17番(屋敷満雄君) そしたら、ここんところに堤防ついて、船舶着いてるとこあるわ。ヨットなんか着いてるわ、これ。あの堤防が100メートル絶対ない思うけど、あるか、あれ100メートル。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 100メートルというのはその埋め立ての延長ですね。
◆17番(屋敷満雄君) 延長やろう。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) はい、それが100メートル間ということでございます。
◆17番(屋敷満雄君) いやいや、ここの堤防から、今現在ついてる堤防から向こう向いて真っすぐ久嶋を向いていくんやろう、堤防。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) あ、そうですそうです。
◆17番(屋敷満雄君) そういうことやろ。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) はい、それで100メートル間という。
◆17番(屋敷満雄君) 100メーター絶対ないと思うど、あれ。 (発言する者あり)
◆17番(屋敷満雄君) 違うど、おまえ。久嶋と鈴島、堤防で。
○議長(上田勝之君) 17番、屋敷議員、質疑ですんで。
◆17番(屋敷満雄君) わかってますよ。
○議長(上田勝之君) 屋敷議員、質疑のお答えが。再度答弁させます。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 100メートルというのは全長なんですけども、今議員がおっしゃってる鈴島側の船を入れてる、漁港になってるとこありますね、そこから100メートルのうち30メートル間は船揚場、そしてそれから70メーター間が岸壁ということで、トータル100メートル。
◆17番(屋敷満雄君) やろう。100メーターないんちゃうかとおれ言ったやん。間違いなしに100メーターあるんか、これ。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) これ県が先ほど言いましたように実施するんですけども、そのように聞いておりますんで。
◆17番(屋敷満雄君) はい、わかった。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) 申しわけありません。
○議長(上田勝之君) 3番、久保議員。
◆3番(久保智敬君) その船揚場、今傾斜地になってますよね。あれが今もうなくなるということでよろしいんですか。
○議長(上田勝之君) 倉家農林水産課長。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) この計画は、今、公有水面、要は海でございますね。海を埋め立てるわけでございます。
◆3番(久保智敬君) 今現実、船揚げのために傾斜地にしてませんか、ここんところ。反対か。
◎建設農林部次長兼農林水産課長(倉家博君) もしかすれば議員さんおっしゃってるのは手前のところとは思ってるんですけど。
◆3番(久保智敬君) はい、了解了解。
○議長(上田勝之君) 17番、屋敷議員、3番、久保議員、よろしいですか。 では質疑を終わります。 本案は
建設消防委員会へ付託いたします。
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△日程17 議案第67号 平成19年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定について
△日程18 議案第68号 平成19年度新宮市
水道事業会計決算の認定について
△日程19 議案第69号 平成19年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定について
○議長(上田勝之君) 日程17、議案第67号、平成19年度新宮市一般会計・
特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程19、議案第69号、平成19年度
新宮市立医療センター病院事業会計決算の認定についてまでの3件、一括議題といたします。 お諮りいたします。 本3件は、提出者の説明を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本3件については提出者の説明を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 本3件の取り扱いにつきましては、特別委員会を設置して付託いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第67号、第68号及び第69号につきましては、特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。 なお、特別委員会の名称及び委員構成につきましては、議案第67号に係る特別委員会は平成19年度一般会計等
決算審査特別委員会と呼称し、委員は9名、次いで議案第68号及び議案第69号に係る特別委員会は平成19年度企業会計
決算審査特別委員会と呼称し、委員は8名で設置することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、特別委員会の名称及び委員構成につきましては、さよう決定いたしました。 ただいま設置されました特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名選任いたします。 平成19年度一般会計等
決算審査特別委員会委員は、2番、松畑議員、4番、榎本議員、7番、東議員、9番、東原議員、11番、三栗議員、14番、
奥田議員、15番、松本光生議員、18番、前田 治議員、19番、大西議員、以上9名。 次に、平成19年度企業会計
決算審査特別委員会委員は、1番、木戸地議員、3番、久保議員、5番、福田議員、6番、田花議員、8番、杉原議員、13番、前田賢一議員、16番、辻本議員、17番、屋敷議員、以上8名をそれぞれ指名選任いたします。 これより各特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 なお、特別委員会開会の場所につきましては、一般会計等
決算審査特別委員会は第1委員会室で、企業会計
決算審査特別委員会は第2委員会室において開会いたしますので、御了承願います。 これをもって各特別委員会の招集通知にかえさせていただきます。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時21分
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△再開 午後1時38分
○議長(上田勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 各
決算審査特別委員会正副委員長互選の結果について御報告いたします。 平成19年度一般会計等
決算審査特別委員会の委員長に2番、松畑議員、副委員長に11番、三栗議員、平成19年度企業会計
決算審査特別委員会の委員長に8番、杉原議員、副委員長に6番、田花議員、以上のとおりそれぞれ選任されましたので、御報告いたします。
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△日程20 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
○議長(上田勝之君) 日程20、諮問第1号、人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 山内人権啓発課長。
◎人権啓発課長(山内弘行君) (登壇) ただいま議題となりました諮問第1号、人権擁護委員の推薦について御説明申し上げます。 本諮問は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるというものです。 新宮市の人権擁護委員の定数は9名でありますが、そのうち、中岸基英委員の任期が平成20年12月31日で満了となりますので、再任という形で法務大臣に推薦したいというものです。なお、委員の任期は3年であります。 委員の略歴につきましては、2ページ目に参考として記しておりますので御参照ください。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につきましては、これを同意することに決定いたしました。
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△日程21 議会発案第6号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書提出について
○議長(上田勝之君) 日程21、議会発案第6号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書提出についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 1番、木戸地議員。
◆1番(木戸地郁生君) (登壇) それでは、ただいま議題となりました議会発案第6号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書提出について御説明申し上げます。 本市議会は、新たな過疎対策法の制定に関する意見書を国会及び関係行政庁に提出するものであります。 なお、提出理由の説明につきましては、文案の朗読をもって説明にかえさせていただきますので、御了承願います。 新たな過疎対策法の制定に関する意見書(案) 過疎地域の対策に向けては、昭和45年の『過疎地域対策緊急措置法』以来、3次にわたる特別措置法の制定により、総合的な事業が実施され、道路・生活環境などの基盤整備や産業振興など一定の成果を上げたところである。 しかしながら、過疎地域における若者の流出や少子高齢化の進行は依然として顕著であり、耕作放棄地の増加や森林の荒廃など生産基盤の弱体化が進み、多くの集落が消滅の危機に瀕するなど、過疎地域は極めて深刻な状況に直面している。 過疎地域は、都市に対しても食糧や水資源の供給、自然環境の保全と癒しの場を提供するなど「日本人の食と心のふるさと」であり、今日の世界的課題である地球温暖化に対しても、その防止に向けた我が国の使命達成に大きく寄与している。 また、現在社会の縮図ともいえる都市と地方の格差問題にあって、過疎対策のあり方は日本のあり方そのものを問うものであり、我々は世界に誇る自然、歴史、文化が連綿と育んできた地域を衰退させることなく、国民共有の財産として後世にわたって守り伝える責務がある。 現行の『過疎地域自立促進特別措置法』は平成22年3月末をもって失効することとなるが、過疎地域の果たす役割を十分に評価し、日本文化の底流にある「和の心」のもと、国土を支える地域への感謝の念を込めて、現在のみなし過疎地域を含めた新たな過疎対策法の制定を強く要望するものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月2日 和歌山県新宮市議会議長 上田勝之 以上でありますので、何とぞ御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議会発案第6号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書につきましては、可決することに決定いたしました。
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△日程22 議会発案第7号
新宮市議会会議規則の一部を改正する規則
○議長(上田勝之君) 日程22、議会発案第7号、
新宮市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 1番、木戸地議員。
◆1番(木戸地郁生君) (登壇) それでは、ただいま議題となりました議会発案第7号、
新宮市議会会議規則の一部を改正する規則について御説明申し上げます。 この規則(案)につきましては、地方自治法第109条の2第5項において準用する同法第109条第7項の規定により、
議会運営委員会から提出させていただきます。 提案理由でございますが、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 内容といたしましては、
新宮市議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第150条における引用条項、「法第100条第12項」を「法第100条第13項」に改めるものであります。 附則といたしまして、この規則は公布の日から施行するというものであります。 以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(上田勝之君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議会発案第7号、
新宮市議会会議規則の一部を改正する規則は、原案のとおり可決いたしました。
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△日程23 陳情書1件
○議長(上田勝之君) 日程23、陳情第34号、災害時、確実かつ迅速な透析治療が受けられる体制づくりを要望する陳情書を議題といたします。 陳情第34号は、お手元に配布の陳情文書表のとおり、総務委員会へ付託いたします。 (「議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 19番、大西議員、議事進行。
◆19番(大西強君) 議長、この会議が終了したら来週から一般質問に入るんですが、6月議会の私の一般質問中、辻本議員から議事進行がかかりました件につきまして、2点議長に要望いたします。 辻本議員は私の議事進行に対して、申し合わせ事項では一応議事進行はかけないというふうになっているんですけれども、余りにも一方的過ぎる質問じゃないかというふうに私自身、8年間の立場をして思っております。 私の質問が一方的過ぎるかどうかは、これは辻本議員の意見であります。自分の意見と違う質問者が自分と意見の違うことを発表していることに対して、議会の申し合わせで質問中は議事進行を自粛するということを申し合わせているわけ。そこで、辻本議員は毎回私の質問に対して議事進行をとってくる。それで、昨年の12月に私が議長に申し入れをして、この議会の申し合わせは解除になったんか確認をしてくれと。ここで議会が議員総会で確認したわけですね。そしたら、この申し合わせは生きてると、他の議員が一般質問中に議事進行を自粛するということは生きてるということを議員総会で確認したわけです。彼は同僚会会長です。その会長たる者、議員総会で申し合わせた事項をみずから破る、こういうことが許されるのかと。私は来週からの一般質問を予定しておりますので、また議事進行をかけられたときにどう対処するのかと、それが1点。それは議会運営上の問題です。 あと1点は、彼の、辻本議員の議事進行の発言内容であります。 これは、この議事進行は私が当局にこのように質問した後でなされたものです。私は当局に対して、港の埋立用土について、計画にない民間の土を購入したと。10億円購入した。その中で、最初の24万立米、約4億円については、当局はこれについては国交省の土がおくれたので、仮護岸が高波で飛ばされたら悪いので緊急的に入れたんだと。それはおくればせながら後日、議会に説明はあった。しかし、あとの34万立米については議会に何らの説明もない。これはどういう理由で購入したんですかと私が質問した、当局に。それについて、その後です。私が質問した後、辻本議員は議事進行をとってこう言うてる。大西議員の質問は余りにも一方的過ぎると。新宮港の造成工事について、11年から議員をさせてもらっていますけれども、実際その間、土地開発公社からも説明を受けました。実際、私も議員の立場になって当局から何度もこの説明を伺いました。そういう過程ですので、そういうふうに私自身も事実聞いているわけですから。当局は当局の人の言い分もあるでしょう。ですから、その点議長、御配慮をお願いしますと。 私は、質問に当たって、当時の同僚議員、複数の同僚議員から、議長初めこの34万立米についてどういう理由で買ったんだ。私は議員じゃなかったから、説明があったのか確認した上で、なかったと言うたから私は質問した。それに対してですよ、辻本議員は何度も伺ったと、当局から。伺った上において我々は了承したことについて、大西議員の質問は一方的過ぎるじゃないかと、やめさせてくださいと。議員が同僚会の会長が当局を擁護するような議事進行をかけて、質問者の、同僚議員の質問を妨害するということは許されるのか。 そこで私は、複数の同僚議員から事前調査をして、同僚議員の確認を得て意見発表したにもかかわらず、辻本議員は十分当局から説明聞いてるんだと言うんだから、どちらが本当ですかと。私が相談をした同僚議員が間違っているのか辻本議員が正しいのか、それを議長、確認していただきたい。当局の答弁については、私は一般質問で再質問して当局を追及できますが、同僚議員の議事進行に対しては議長にお願いしないとできませんので、こういうことが許されるのか。 それで議長、老婆心ながらつけ加えておきますが、6月議会に辻本議員だけじゃなくて前田賢一議員からも議事進行がかかりましたよ。しかし趣旨が違う。前田賢一議員に対しては、当事者として私は前田賢一議員の名前を出して質問しましたので、日本国民は名誉あるいは人権侵害に対して防御する権利は国民固有の権利で憲法で保障されているんですから、ですから申し合わせがあろうとなかろうと自分の人権を守るというのは議員の個人ですから、前田賢一議員の議事進行には私は異議を挟みませんよ。しかし、辻本議員のことに、当事者として辻本議員の名前を一切出してません。ですから、自分の当局に対する質問が自分の意見と違うからといって発言を妨害する、それも何度も何度もして、とうとう私から議長にお願いをして、この申し合わせが生きてるんかどうか確認してくれってみんなで確認したんです。にもかかわらず、これをどうして指導していくのか議長に伺いたい。 それと、先ほど言いましたように私が確認した議員が間違ってるのか辻本議員が正しいのか、それを確認して本会議場で明らかにしていただきたい。
○議長(上田勝之君) ただいまの19番、大西議員の議事進行についてですが、先般の6月議会、たしか私も記憶しておりますが、大西議員の一般質問の最中に辻本議員から議事進行がかかったというのは確かに記憶しております。 その中で、まず1点目の一般質問中の議事進行については控えるという申し合わせ自体については、たしか辻本議員も一番最初に述べられておったと思うんです。そこをあえて御自身の、辻本議員の主観といいますか考えを言われたんだと思います。そこの議事進行の発言について、それが辻本議員のお考えですから、それをその後私は特段取り上げたといいますか、それによる回答は何もしなかったと記憶しておるんです。 確かに大西議員の一般質問の進行が遮られて、大西議員の考え方と辻本議員の考え方にかなり相違があったのは事実ですから、それは議員個々に考え方いろいろあるかと思いますんで、でき得る限り一般質問中の議事進行は皆さん方にも、これは申し合わせ条項でありますが、控えていただきたいと思います。 あと、もう1点の新宮市土地開発公社の新宮港第二期造成工事に関する議員説明会等の開催及び大西議員が言われておった後段の土砂購入の件に関しての説明については、これについては一度議員説明会等の記録等を調べまして改めて再度報告したいと思いますので、暫時休憩いたします。よろしいですか。 (「はい、了解」と呼ぶ者あり)
△休憩 午後2時00分
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△再開 午後2時54分
○議長(上田勝之君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほど19番、大西議員からの議事進行につきましては、休憩中に辻本議員を初め話をしましたところ、一般質問中、一般質問者の質問の趣旨に異議を挟むような議事進行については極力差し控えるよう皆さんにもお気をつけいただきたいと思います。 それと、後段の2点目の新宮港第二期工事の購入土砂等の説明に関しましては、平成12年以来さまざまな機会を通じて一般質問等のお答え等もございました。その中で、大西議員の理解の仕方と辻本議員の理解の仕方は違う点もございますので、その点については辻本議員が一般質問中に質問者の趣旨を踏まえた上で今後気をつけていただくということでよろしいでしょうか、大西議員。
◆19番(大西強君) わかりました。 それで議長、これ私はなぜそういうことを問題にするかというと、これ紀南新聞に対する読者、市民ですよ。市民の投稿記事です、大きい記事ですけど、我々議員は市民の代弁者としてここに来てるんです。だから、この投稿者は一般市民なんですが、こう書かれてます。「新宮市議会は、一般質問中、肝心なところでいつも議事進行がかかり、審議ストップ、休憩となるが、その間何の話し合いが行われているのか、休憩後の審議がぼやけてしまう。舞台裏で話し合うのではなく、議場で審議を尽くすべきである」という市民の声なんです。 ですから、質問者はどういう点について当局に質問する、疑義をただす、それは個々の議員の個性があって、それでその一般質問1時間半を有効に使って、自分の政治信条を実現するためにそこで命がけで話ししてるんです。ですから、みんな各議員は、人の意見を聞こうとほかの議員が質問中は議事進行を控えるということをみんなで約束した。なぜその約束がいいと思うからみんなで決めたんです。
○議長(上田勝之君) いや、だからそれは了承するとおっしゃられたんで、よろしいでしょうか。
◆19番(大西強君) いや、僕はそれで、僕としたら議長に確認したのは、また来週から一般質問するんで、今後そういうことがあったら議長が退席させますというぐらいの答弁くれたらいいんですけど、そこまで言わなくても、私が言うことによって本人が今後そういうことのないように気をつけてくれたらそれでいいです。しかし、こういうことを軽々に言うてるんじゃなくて、質問者はそれなりの調査をし、確認をした上でやっているんでね。
○議長(上田勝之君) 大西議員、皆さん19人それぞれのお考えがあって一般質問もされることですんで、それについて異論を挟むべきものでもないし、それによって当局のお答えというのはあるかと思いますし、皆さんの質問のテクニックもあるかと思いますんで、それはその辺で御了承を願いたいと思いますが。
◆19番(大西強君) うん、いやだから今後、議長に申し合わせを遵守してもらえるように指導してもらえるようにお願いしておきます。
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△休会について
○議長(上田勝之君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、あす9月3日より9月8日までの6日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上田勝之君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営の都合により、あす9月3日より9月8日までの6日間休会とすることに決定いたしました。
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△散会の宣告
○議長(上田勝之君) 以上により、次回の本会議は9月9日午前10時より会議を開き、一般質問を行います。 本日は、議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これをもって散会といたします。 お疲れさまでした。
△散会 午後2時59分...